冬すみれ雑記帳

山を歩いたり、お能を見たり。

俳句

『寝る前に読む一句、二句 〜クスリと笑える、17音の物語』(ワニブックス)

しばらく更新をサボっていたら、広告が増えて驚いています。読者の方のパソコンやスマホの画面から見ても、広告が増えているのでしょうか。広告なしのプラン(有料)に変えようと思ったりもしたのですが、調べてみると一番安い有料プランでは、パソコンで見…

12月の句会

月1回の俳句講座、12月は句会です。兼題は「大根」「みかん」、そのほか自由で、冬の季語です。 出席した受講生は7人。1人3句まで投稿できます。私が投稿したのは次の3句でした。 1 更ける夜の姉とみかんとマンガ本 2 娘らの腓(こむら。ふくらはぎのこと)…

講師の先生の「特選」を二つもらいました(句会)

一昨年から月1のペースで通っている初心者向け俳句講座、昨日は3カ月に一度の句会でした。兼題は「六月」と「黴(かび)」。3句まで投句でき、そのうちの1句か2句はできればこの季語を読み込むという課題です。それ以外は夏の季語を自由に選んで構いません…

俳句ゼミ、春の句会

一昨年の秋から受講している初心者向け俳句ゼミ、今日は3カ月に一度の句会でした。参加者は先生を含めて14名。私が受講し始めてから一番人数の多い句会になりました。 今回、3句のうち1句は「雛祭」またはその関連の季語を使った句を詠むことが課題でした。…

12月の句会

6日(木)は、昨秋から通っている初心者向け俳句講座の句会の日でした。参加者は講師の先生を含めて11人です。私は3句、投句しました。そのうち、 友にだけ機嫌良い声冬すみれ は、先生の特選と受講生一人の佳作をいただきました。 先生の鑑賞は… 何か気にな…

初心者向け俳句講座、秋の句

先週の木曜は月1回の初心者向け俳句講座の日でした。今回は秋の季語を使った句の紹介。先生が解説をされました。 鈴虫 月鈴子(げつれいし) 一病のあとや鈴虫野へ返す 井上 雪 萩 鹿鳴草、鹿妻草、こぼれ萩、山萩… 手に負へぬ萩の乱れとなりしかな 安住 敦…

「俳句あるふぁ」の「予選通過句」に選ばれました

「俳句あるふぁ」は毎日新聞出版が発行する季刊の俳句雑誌です(以前は月刊だったらしいです)。投句用のはがきがついていて、「あるふぁ俳壇」に2句を投稿することができます。夏号を買ったとき、「ものは試し」と、送ってみました。 数日前、発売中の秋号…

「愚陀仏庵ネット俳句会」は終了しました

何度か投句して、その度に「入選」に選んでもらい、一度は「秀逸」にもしてもらった「愚陀仏庵インターネット俳句会」。選者との相性がいいのかな? と喜んでいたのに、八月末投句分で終了になりました。残念です。 八月末に投句した句の中から、次の句が「…

九月の句会はふるいませんでした

去年から受講している初心者向け俳句講座。九月の第一週は句会でした。このところ調子づいていた私ですが、今回はまったくふるいませんでした。 晩夏か初秋の季語で詠むことと、三句のうち一句は「蝉」関連の季語を使うこと。この二点があらかじめ決められて…

「まつやま俳句ポスト」で「人」に選ばれました

まつやま俳句ポスト、前回の兼題「夏草」では「並選」にやっと入れていただきました。6月28日締め切りの兼題「踊」で、今度は「人」に選んでいただきました。 輪に一人キレ良き踊太り肉(ふとりじし) 桂 今回の投句者は1274名、合計6199句。「人」に選ばれ…

今になって気づいた「三段切れ」

まつやま俳句ポストで「並選」に入れていただいた句 雨戸繰る老母不在や夏の草 これって「三段切れ」やん! 今頃になって気づきました。 例えば拙句 芍薬や玻璃の器の大吟醸 の場合、上五は切れ字「や」で切れていますが、中七から下五へはつながっています…

「まつやま俳句ポスト」で入選

夏井いつきさんが主宰なさっているネット句会「まつやま俳句ポスト」にも初めて投句してみました。こちらは兼題が決まっているので、初心者には敷居が高かったのです。 でも、6月の兼題が「夏草」で、これなら詠めそうだと思い、何句か作って初投稿してみま…

愚陀仏庵ネット俳句会で初めての「秀逸」

これまで2度投句して2度とも入選70句の中に選んでいただいた「愚陀仏庵インターネット俳句会」、6月投句分の結果が8月1日に発表されました。3度目の投句で初めて「秀逸」に選んでいただきました。うれしい!!! Iの字もJの字もあり胡瓜生る 読みにくいかも…

ばら園と透析

6月の句会前、自分の詠んだ句のうち(数だけはたくさんありました)、どれが良いのかがわからず、「誰かに添削してもらえたらなあ」としきりに思いました。添削された句はもはや私の作品とは言えないので、投句出来ないのですけどね。 しばらく添削を受けた…

西村和子さんの句

発売中の季刊雑誌「俳句あるふぁ」に「自選200句で読む 西村和子の俳句世界」という特集記事が掲載されています。読んでみると、琴線に触れるというのでしょうか、「あ、いいな!」と思う句がいくつも見つかりました。 シクラメンうたふごとくに並びをり 手…

愚陀仏庵ネット俳句会で2度目の入選

2月に投稿した俳句が入選して大喜びした愚陀仏庵インターネット俳句会、4月に投稿したものも入選しました。3月は投稿しませんでした。 こんな日は執事が欲しい花疲れ やった! 選者さん、選んでくださってありがとう! 実を言うと、こんな句、作ったっけ? …

3度目の句会で首位に!?

月に1度の初心者向け俳句講座。今日は私にとって3度目の句会でした。講師の先生を含め8人が参加し、一人は欠席で句だけを提出しました。合計25句です。 受講生は佳作2と特選1を選びます。先生は佳作5と特選3を選び、今回は特選に「天・地・人」の区別をつけ…

初蛍

先週、3歳の孫が久しぶりに熱を出したので、京都に住んでいる娘の家へ助っ人に行ってきました。熱はすぐには下がりませんし、娘は何日も続けて仕事を休むわけにいかないので、娘の家で孫の面倒を見たのです。一泊、1日半でした。 晩御飯を婿も一緒に食べてい…

インターネット俳句会で入選!

「愚陀仏庵インターネット俳句会」というサイトがあり、毎月、俳句を募集しています。メールで、一人3句まで送れます。2月に、肝試し?みたいな気持ちで3句送って、その後すっかり忘れていました。 久しぶりにそのサイトを覗いたら、2月投句分から選ばれた…

初心者向け俳句講座、2回目の句会でした

3月末、初心者向け俳句講座の2回目の句会が開かれました。出席者は先生を含めて5人。ほかに、欠席だけれど句だけで参加した方が一人いました。全部で20の句が集まりました。 一般の句会とは少しルールが違うかもしれないのですが、この講座の句会では、先…

初心者向け俳句講座の受講を続けています

某カルチャーセンターで開かれている初心者向け俳句講座の受講を続けています。この講座は月1回の開講で、3回で1クールです。私は2クール目に入りました。 年が明けてから、1回目と2回目を受講しました。講師の先生(40代後半から50代くらいの女性です…

まず1000句を目指す

藤田湘子という高名な俳人がいます。残念ながら故人です。この人の名前を初めて知ったのは『俳句という愉しみ』(小林恭二著、岩波新書)でした。 俳句に興味を持ち始め、でもまだ実作はしていなかった頃、旧友が勧めてくれたのです。『俳句という遊び』とい…

安ワインにもそれなりの

用事で大阪に行き、ひと段落すると4時過ぎ。小腹が空いて、通りがかった小さなお店の「ビール&ワイン」という看板に惹かれて入りました。外から見たところ、女性客が4、5人いたので入りやすかったのです。 カウンターに座ると、ウェイトレスさんが来て、…

サヨリ光れるカウンター

夜、久しぶりに夫と二人でお鮨屋さんに行ってきました。高齢の職人さんが奥さんと二人で切り回しているこぢんまりしたお店です。 魚の種類はそんなに豊富ではないのですが、どれを選んでも新鮮で美味しい。とりわけ、マグロは2カン250円という値段で中ト…

このごろの俳句

「俳句講座」の次の句会は3月。その頃を想像した句と、今の時期の句と、両方を詠んでいます。 うららかや川べり走る青い靴 菜の花や一万歩行く河川敷 のどかさや門よりのぞく一輪車 自転車の母子歌いつつ菫(すみれ)かな しぶき抑え滑る背泳二月かな 沈丁…

大掃除

数日前に懸案の下駄箱掃除を片付け、今日はアルミサッシのレールを掃除。と言っても、DKの南側にある幅2間の掃き出し窓だけです。 普段からきれいにしていれば、年末の慌ただしい時期に時間を取られなくて済むのに。とわかっていながら、ずっとほったらかし…

義母が老健施設に入所

短日や老ひたる母の薄き眉 ハイキングの日、4時ごろ家に帰ると、昼間、義母の体に異変があったそうで、夫がケアマネさんからの連絡を待っていました。 義母は、もうすぐ卒寿。70代から患っている難病のせいで足の筋肉が弱り、義弟と二人暮らしの家で療養し…

冬薔薇

一輪の我ここに在り冬薔薇(そうび) 句会から数日経って、あの日は採らなかったこの句がしみじみと良い句だなあと感じられてきました。 風格があり、イメージが鮮やかです。 中七の「我ここに在り」、作ったご本人は「バラから受けた印象です」とおっしゃっ…

句会でした

今日の午前中は「初めての俳句講座」の3回目。句会でした。 出席者は講師の先生を含めて10人。ほかに、欠席だけれど作品だけ出した方が一人いたので、11人の参加になりました。全員、中高年の女性です。句は合計30句でした。 私が投句したのは3句です。 …

句会は明日

句会がいよいよ明日に迫りました。今日中に新しい句をいくつか作りたい! だけど、作ってから推敲をしないといけないので、あまりぎりぎりでは困るのです。 3日(日)以後の句 秋天や姿は見えず鵙(もず)の声 葡萄酒の温もりしんと十二月 ↑snowdropさんへの…