冬すみれ雑記帳

山を歩いたり、お能を見たり。

俳句

新聞の俳句投稿欄を読んで

週に一度掲載される新聞の俳句読者投稿欄を読むのが楽しみになってきました。必ずいくつか、心に「!」マークが灯る作品があります。 今日の私の特選は ひと眠りしに行く床屋冬隣 大野兼司 でした。響きの柔らかい季語「冬隣」がぴったりの句! 「床屋」とい…

季語が難しい!

「初めての俳句講座」の第3回、句会が来週に迫ってきたのに、課題の「晩秋から初冬にかけての季語を使った句」がなかなかできません。 「凩や…」とか「…冬隣」とか、始終考えているのに、一向に浮かばないのです。先に季語を決める、というところに無理があ…

京都で顔見世興行のお練り。そこで一句

先日の日曜日、京都で顔見世興行を目前にしたお練りが行われました。芝翫(しかん)の名前を襲名した中村橋之助と、同時にそれぞれ新しい名前を名乗ることになった3人の息子の襲名披露が行われるので、親子4人のお練りでした。 いつもの会場、南座が耐震工…

「はじめての俳句」講座第2回に参加しました その2

後半は「ひとりの俳人の句をまとめて詠んでみましょう」。星野立子(たつこ)が取り上げられました。 しんしんと寒さがたのし歩みゆく たはむれにハンカチ振って別れけり 春たのしなせば片づく用ばかり 美しき緑走れり夏料理 考へても疲るるばかり曼珠沙華 …

「はじめての俳句」講座第2回に参加しました

月1回の「はじめての俳句」講座、第2回です。 「晩秋の季語を学び、名句を読み味わいましょう」と、講師の先生がレジュメにあげた句は7つ。 季語 秋の暮 此道や行人なしに秋の暮 松尾芭蕉 季語 行秋 行く秋や水の中にも風の音 正岡子規 季語 秋深し 秋深き…

俳句作りを続けています

前回は説明し過ぎたと反省しています。読み手が自由に想像する余地を残さないといけないですね。 10月30日に作った句 秋天や庭の雀に米をまく 秋深し急がぬメールの返事待つ 新蕎麦を打つ手ちひさき友の笑み 装束に秋を映して能楽堂 10月31日に作った句 玲瓏…

句作に励んでいます

このところほぼ毎日、俳句を作っています。ジムで運動している時や、家事を片付けている時など、ずっと考えていて、まとまるとノートに書きます。 難しいと感じることもなく、するするとできます。が、しょせん素人なので、我ながらレベルは低いです。一つ一…

「はじめての俳句」講座に参加しました

某カルチャーセンターで開かれた「はじめての俳句」講座に参加してきました。 月に一度のペースで3カ月続く、短期の講座です。 講座が始まる前、隣に座っている方にお聞きしたところでは、3回を1クールとして、ずっと続けていくこともできるのだそう。そ…