冬すみれ雑記帳

山を歩いたり、お能を見たり。

着物

「翁」「高砂」観能の日の着物

「翁」と「高砂」を拝見した日は、着物を着て行きました。 梅田の阪神百貨店にまだ「千總(ちそう)」の売場があった頃、一目惚れして買った小紋です。明るいグレーのちりめん。飛び柄の文様は色紙で、色紙の中は道長取りになっています。 帯は黒地に貝紫を…

着物で同窓会

連休明けに同窓会を開きました。同じ大学の国文科で学んだ女子6人のうち、5人が集まりました。前に同窓会を開いたのは2000年だったので、なんと18年ぶり。そのとき都合がつかずこられなかった人とは四十数年ぶりの再会でした。 神戸の元町でランチ。個室が使…

夜桜模様の着物で

「狂言風オペラ」を見に行った日は、久しぶりに着物を着ました。 このブログって、なぜか縦長の写真は大きく表示されるんです。わけがわかりません。。。 着物は黒地に桜尽くし。淡いベージュの袋帯に桜色の帯締め。帯揚げは白地にワインがかった赤の飛び絞…

初釜の装い

7日は茶道の先生宅で初釜が行われました。私が師事しているのは 80代後半の女性の先生ですが、50代の息子さんも先生で、主に若いお弟子さんを教えておられます。両方のお弟子さんを合わせると、40人を超す大所帯です。 いくら先生のお宅が広いと言っても、…

「翁」を見た日の着物

「翁」を見た日の装いです。 沈んだピンク色地の付け下げ。実家の母の古い着物です。着た形跡がなく、新品のようでした。しっとりした色合いなので、長く愛用しています。 絞りと刺繍で組紐が表現されています。組紐の柄には吉祥の意味があるそうです。 有栖…

能「江口」は着物で

「江口」を見た日は、着物を着ました。 15年くらい前に、お茶の社中の先輩から譲っていただいたお召の着物です。その頃60代だった方の若い頃の着物。しつけ糸がついた新品でした。グレーに見える部分は細い縦縞になっています。 この着物を着て人に会うと、…

「清経」「葵上」は着物で

23日は着物を着て行きました。 青色地に葡萄唐草柄の小紋。東寺の弘法市で手に入れたものです。帯は鬘帯文様の名古屋帯。西陣にある「織成館(おりなすかん)」でずいぶん昔に安く購入しました。 鬘帯は能で女性役の髪を飾るアクセサリーです。 帯締めは紅葉…

箏の演奏会は着物で

相楽園へ箏の演奏を聴きに行った日は、着物を着て行きました。文楽鑑賞の日に着るつもりで用意していた一揃えをようやく着ることができました。 無地の紬に塩瀬の名古屋帯。帯は黒地に唐子の文様です。帯締め、帯揚げは色づいた銀杏のイメージ。 お太鼓には…