冬すみれ雑記帳

山を歩いたり、お能を見たり。

相楽園で箏の演奏会


 日曜日は神戸の相楽園へ。

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 旧友が出演する箏(琴)の演奏会を聴くためです。

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 前半は江戸時代〜明治時代に作られた曲が3曲。後半は現代曲が2曲。締めくくりは童謡のメドレーでした。

 どの曲も尺八と箏の合奏。三味線が加わった曲もありました。箏は、低音部と高音部に分かれたり、十七絃が加わったりして、変化に富んでいました。
 秋のひととき、雅やかな雰囲気に浸れてとても幸せ。とりわけ現代曲が聴いていて楽しかったです。

    箏の手に小鳥羽ばたく秋うらら 

 箏をかき鳴らす手の動きが小鳥の羽ばたきのように見えて。

 ちょうど菊華展が開かれていました。

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 こういう仕立て方は「厚物」と呼ぶそうです。

 日本庭園は紅葉が見頃でした。

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 秋を満喫することができました。

 急に気温が下がったからか、夜になって咳が出ました。

    邪(よこしま)なこびとが喉(のど)に冬来る

 こんなときの晩ごはんは味噌おでんがいい。お味噌に刻みネギをたっぷり練りこんで、温まりました。