2018-01-11 「翁」を見た日の着物 着物 「翁」を見た日の装いです。 沈んだピンク色地の付け下げ。実家の母の古い着物です。着た形跡がなく、新品のようでした。しっとりした色合いなので、長く愛用しています。 絞りと刺繍で組紐が表現されています。組紐の柄には吉祥の意味があるそうです。 有栖川(ありすがわ)文様の名古屋帯。 デフォルメした鹿を並べたこの柄を有栖川文様と言います。格式の高い有職文様で、とりわけ茶道では好まれます。 名古屋帯でもややフォーマルな感じがするので、重宝な帯です。西陣の帯問屋さんで求めました。 今年初めての「着物でお出かけ」デーでした。