冬すみれ雑記帳

山を歩いたり、お能を見たり。

文化功労者に片岡仁左衛門、大槻文藏

 26日(金)、文化功労者が発表されました。そのリストに歌舞伎俳優の十五代片岡仁左衛門さん、能楽師の大槻文藏さんのお名前を見つけて大喜びしています。

 長年、歌舞伎を見続けてきて、一番好きな俳優さんが仁左衛門さんなのです。74歳。2015年、人間国宝に選ばれています。
 この数年は歌舞伎公演にご無沙汰しています。チケットが高いのも理由の一つではありますが、何よりも最近、関西での公演は演目に魅力が感じられないのです。歌舞伎座(東京)では見たい公演が多いのに。東京まではなかなか行けません。

 2年ほど前から能にハマって、何人かの能楽師さんの舞台を拝見し、大槻文藏さんに一番魅力を感じています。76歳。2016年に人間国宝になられています。
 人間国宝になられてから全国レベルでの活躍が増えたのか、地元・大阪で拝見する機会が減ったようで、ちょっと寂しい。
 来年1月4日には本拠地の大槻能楽堂で「翁」を舞われるのでぜひ拝見したいと思っています。前売りチケットがあっという間に完売になるので要注意です。