冬すみれ雑記帳

山を歩いたり、お能を見たり。

今年のおせちを紹介します

 明けましておめでとうございます。

 我が家の今年のおせち料理を紹介します。

 一の重。

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 右上の蓋物には数の子が入っています。時計回りに、栗きんとん、紅白なます、黒豆、酢ばす、紅白かまぼこ、そして中央がごまめです。
  
 二の重。

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 右上から伊達巻、海老芝煮、棒だら(出来合いのもの)、にしんの昆布巻。

 三の重。

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 右上からごまめとクルミを油で揚げて蜜を絡めたもの(新作。年末に「きょうの料理」で放送していたレシピどおりに作りました)、豚かたまり肉の梅酒煮(新作。これも同じ)、どんこ椎茸煮、くわい、棒だら、高野豆腐。
 
 四の重。

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 筑前煮、里芋、こんにゃく。里芋とこんにゃくは筑前煮とはそれぞれ別に炊きました。人参の色が変なのは光線の加減です。
 こんにゃくは半丁のものを別々のスーパーで買ったら少し色が違っていて、見た目に変化ができました。味が染み込みやすいように細かく包丁目を入れてあるのですが、詰めるときは高さの関係でその面が横を向いてしまっています。

 今年は大人10人プラス孫、合計11人でお祝いすることになったので、重箱一つでは足りず、二つに分けました。上の写真の重箱は昔、義父が特注で誂えた家紋入りのものです。20年ほど前に義父が亡くなってからはしまい込んだままだったのを、久しぶりに義母の家の押入れから取り出して使いました。

 下の写真の重箱は
三段重ねです。結婚したときに私が実家から持って来たもので、このところ毎年使っています。

 一の重。

1

 二の重。

2
 基本、同じ料理を入れていますが、昆布巻はこちらはにしんではなく豚肉を巻いています(新作。にしんが足りなかったための苦肉の策です)。

 三の重。

3
 ごまめ&クルミは入りきらず、別の小鉢に盛りました。

 伊達巻の数が少ないのは、巻き方を失敗したため。ちぎれてしまったのが多くて、無事だったものだけを入れています。
 今回は、いつも30日に我が家に来て、半日手伝ってくれる次女(調理師)が熱を出して寝込んでしまい、初めて私一人で全部仕上げました。伊達巻は、毎年、次女が手際よく作ってくれていたのです。私は巻き方の要領がよくわかりませんでした。

 次女に具沢山の汁物を作って届けたりもしながら、おせち料理を18種類作り、出来合いのかまぼこと棒だらを合わせると20種類という豪華版(?)になりました。
そんなに頑張るつもりはなかったのですけれど。

 元旦にこのおせちを家族みんなに食べてもらったときには、今年初めての達成感を味わいました。