2度目のリハビリ歩きで中山寺奥之院へ
前回から2週間ほどたって、2度目のリハビリ歩きに出かけました。夫の運転で阪急電車宝塚線中山観音駅のそばの駐車場へ。車を置いて、中山寺の境内に入ります。緊急事態宣言が解除されましたし、お天気の良い日曜日。おまけに敷地内にある梅園の梅が満開だからでしょうか、参詣客が多くて屋台まで出ていました。
観梅は後まわしにして、登山道に入りました。広場でストレッチをしてから奥之院を目指します。
今回もゆっくり歩きました。1度目のコースに比べるとやや傾斜が急ですが、疲れるほどではありません。前のコースのような落ち葉の散り敷いた道ではないけれど、土の上を歩くのは何といっても快適です。
途中、宇多天皇が大きな岩の表面に天神さん(菅原道真)の姿を掘り付けたという旧跡を見つけました。
何度も来ている道なのに、今までまったく気づきませんでした。写真ではわかりにくいですが、それらしき絵が彫ってあります。
宇多天皇は道真を重用した人で、退位して上皇となった後、後継の醍醐天皇が藤原時平の讒言をいれて道真を太宰府に流したのです。
この辺りから道の傾斜が急になります。奥之院への参詣道だからか、あちらこちらにお地蔵さんの姿が見られます。手編みの毛糸の帽子はまだ新しいものでした。
野鳥がさえずり、川の水音が聞こえ、すがすがしさに心が満たされます。
やがて夫婦岩に到着。奥之院まではもう一踏ん張りです。
出発から1時間余りで奥之院に着きました。ちょうど12時です。お参りをしてからお弁当を食べ、下山しました。売布神社に下りて、阪急電車に一駅乗って中山観音駅に戻る、という選択肢もあったのですが、梅を見たかったので来た道を戻ることにしました。午後1時半ごろ、ストレッチをした広場に到着。
YAMAPの記録では、4.6kmを2時間半ほどかけて歩いたようです。上り高低差は353m、下りは333mでした。
梅園には紅白の幔幕が張られて、お花見気分を盛り上げていました。
白梅も紅梅も匂い立つような美しさです。
梅の写真が案外きれいに撮れました。
今回も下りの途中からかがとが痛み始め、だんだん強くなりましたが、翌日には8割がた治っていました。痛くならずに歩き通せるようになるまでに、あとどれくらいかかるのかなあ。その日が待ち遠しいです。