4月下旬、所属している山の会の体験ハイキングのコースの一つを歩きました。体験ハイキングというのは、入会希望者に歩いてもらい、山歩きの楽しさを味わってもらう企画です。そのコースが6種類あるのです。
阪急電車神戸線の岡本駅から北へ少し歩いたところにある天上川公園でストレッチ。5分ほど歩いて八幡谷の入口に着きます。
杉の木が鬱蒼と茂る深い谷を登っていきます。「山の神」と呼ばれる岐路から「十三曲がり」が始まります。
つづら折りの道の名前で、13回曲がるという意味だそうです。私は数えたことがありませんが、本当に13回曲がるらしい。
打越峠に到着。
展望はゼロ。でも、木で作ったベンチが設けられていて、絶好の休憩スポットです。道がいくつかに分かれています。標識の通りに歩いて七兵衛山へ。眺望抜群。
晴れているけれど少しもやがかかっています。ここで昼ごはんにしました。
七兵衛山を下って元の道(甲南パノラマ道)を進み、横ノ池(横池)へ。雌池、雄池と池のそばを歩き、風吹岩へ。
鎖で囲んである大きな岩は、つい最近まで上に乗っかっていたものです。何の影響だったか忘れましたが、落ちてしまったのです。おかげで前よりてっぺんに登りやすくなりました。
魚屋道(ととやみち)を通って蛙岩へ。
長い下り道をたどり、会下山(えげのやま)遺跡という弥生時代の遺跡を通って芦屋川駅に着きました。途中、モチツツジがきれいに咲いていました。
山の会の案内では10km、3時間半と表示されていますが、そんなに距離はなかったような。ゆっくり歩いたので、時間はもっとかかりました。
この日は家族と二人で歩きました。天上川公園から八幡谷入口までの道筋や、途中いくつもの分岐でどちらへ行くかが、私にはわかっていなかったのです。方向感覚がしっかりしていて地図も読める家族に同行してもらったおかげで、ルートがよくわかりました。