冬すみれ雑記帳

山を歩いたり、お能を見たり。

諏訪山公園〜再度公園〜森林植物園〜谷上。久しぶりに10km以上歩きました

 昨日は山の会の友達、ユコリンさんと半年以上ぶりに再会して一緒に山を歩きました。家族やほかの友達もいて4人のグループです。JR神戸線元町駅を北へ登り、諏訪山公園へ。ストレッチをして、神社の境内を抜け、大師道を歩きます。もみじの青葉が目にしみるような美しさです。

 猩々池、善助茶屋跡を経て昼前、再度公園に到着。今まで見たことがないほどたくさんの人が来ています。小さい子どもを連れた家族が多いようです。無料の広い駐車場があるので、車で出かけるのに絶好の場所だからでしょう。敷地が広いので密になるおそれもありません。

 ベンチが全部埋まっていたので、木陰の地面にシートを敷いてお昼ご飯に。野外で食べるご飯はとびきり美味しい!

 午後は善助茶屋まで戻って、堂徳山、市章山、錨山を経て元町にゴールという予定だったのですが、ユコリンさんは「森林植物園でシャクナゲが見頃だからそっちへ行くわ」と言います。私もシャクナゲに心をひかれたので予定を変え、引き続きユコリンさんと行動をともにすることにしました。

 洞川湖のほとりを歩くと、野鳥の写真を撮ろうとデカい望遠レンズを構えた人が数人いました。「どんな鳥がいるんですか」と尋ねてみると、「イスカが何羽もいるんですよ。あそこに」。指差す方向にあった木を探してみましたが、鳥の姿は見つけられませんでした。イスカといえば仮名手本忠臣蔵の勘平が切腹に追い込まれる場面で語る「イスカのはし(くちばしのこと)の食い違い」というセリフを思い出してしまいました。イスカは上下のくちばしの先が合わさらず、左右に離れているらしいです。

 学習の森に着き、森林植物園の西門へ。森林植物園は今、施設(建物)には入れませんが園内の通行は自由です。

 目当てのシャクナゲは残念ながらもう終わっていました。今年は花の咲く時期が早いですね。でも、きれいな花がいくつも咲いていました! オオデマリアジサイの仲間のように見えます。

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 サラサドウダン。小さな鈴のような花が可愛い! 色も個性的です。

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 エビネ

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 これもエビネだそうです。

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 ユキモチソウ

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 花を見るのは何より好き。眼福です。

 山田道を歩き、谷上でゴール。以前は増水すると渡れなくなる所が1箇所ありましたが、橋じゃないけど橋のようなものが設置されていて、渡れるようになっていました。助かる!

 YAMAPの記録では10.7km、5時間15分ほど歩いていました。上り高低差は610m、下りは455mです。リハビリ歩きを始めてから、10km以上を歩いたのは初めてです。きつい登りや下りはまったくなかったので、楽しく歩ききることができました。