夜中に雨が降りましたが、3日目は快晴でした。朝焼けの美しかったこと! 尖った山は鹿島槍だそうです。
別山(べっさん)に向かって歩きます。昨日とは打って変わって、北アルプスの素晴らしい景観が思う存分楽しめました。360度のパノラマです。
別山の頂上からは、北側に剱岳の威厳あふれる山容を間近に眺めることができます。
ほかの山とはまったく雰囲気の異なる山でした。登ってみたいとは思わないけど、いつまでも眺めていたい気持ちになりました。
リンドウ。
ナナカマドの実が赤くなっています。
立山の広大なカルデラが眼下に見渡せます。緑に覆われて、自然の厳しさよりも人の営為のぬくもりが感じられる風景でした。
雷鳥平から室堂、そしてみくりが池温泉へは延々と登り階段が続きます。疲れた足にはとてもきつかったです。
途中、「血の池地獄」(鉄分が多いために湖水や土が赤く見える)や、火山活動の続いている白っぽい「地獄谷」を眺めることができました。
山の姿が映り込んだ池。
やっとの思いでみくりが池温泉に着き、温泉で汗を流しました。お風呂上がりに飲んだビールの美味しかったこと! 富山名物、白えびの唐揚げとセットでいただきました。
なぜかYAMAPがうまく作動せず、記録が取れませんでした。ゆこりんさんに後日教えてもらったところでは、距離5.1km、上り381m、下り816mだったとのことです。
かがとの痛み(足底筋膜炎)が完治しないまま行ったので、歩いている途中に痛み出さないかと気がかりでしたが、不思議なことに、立山にいる間ずっと、少しも痛みませんでした。立山の神様が守ってくださったのだろうと今でも思っています。