冬すみれ雑記帳

山を歩いたり、お能を見たり。

今年初めてのB健例会 川西能勢口から清荒神へ

 16日(土)、山の会のB健例会に行きました。「健」というのは健脚の意味。通常のB例会より距離と所要時間が長く、急な登り下りも多いコースです。

 B例会そのものがAランクの例会より距離と所要時間が長く、リーダーさんの歩速も速め。なので、リハビリでは7月までAランクのコースしか歩いて来なかったのです。

 10月になって、例会が再開され、私の足の具合もずいぶん良くなってきたので、B例会に2度、参加しました。そして3度目でB健の例会に行ったというわけです。

 実は私、B健例会は入会してからまだ一度しか参加したことがないのです。昨年の前半、「距離は長いけどきつい所がないから大丈夫」と友達から聞いた例会に行ったのですが、私にはけっこうハードで疲れました。それ以来、「B健はもういいや」と思っていました。

 今回もまた同じ友達から同じように聞いて、「ほんとかな?」と半信半疑ながら参加してみることにしたのです。

 参加者は定員いっぱいの20人(CLさんとSLさんを含みます)。ほかに3人、申し込みがあったけれど定員オーバーでお断りしたとのこと。夕方から雨が降り始め、翌日の日曜日の朝まで降り続けるという予報だったので、土曜日の例会に参加者が集中したのかもしれません。

 阪急電車川西能勢口駅で集合。住宅地の急な登り坂を歩いて、公園でミーティングとストレッチ。釣鐘山という標高232mの山に登ります。標高が低いから楽勝だ! と思っていたらとんでもなくて、階段続きで息が上がりました。気温が一気に下がった日の前日だったので、午前中はよく晴れて暑くてたまらず、汗びっしょりになりました。下って、石切山へ。標高284m。こちらも登りは疲れました。

 そのあとしばらく穏やかな山道が続き、やがて満願寺に到着。ここの山側にある岩盤という岩場を登るのが午前中のハイライト?です。およそ30分、日差しの照りつける中、必死の岩登りでした。暑かった! 疲れた!

 このあとアップダウンを繰り返して、中山最高峰へ向かう途中で昼休憩。午後は最高峰に行ってから、惣河谷渓谷を下ります。惣河谷渓谷は前にも歩いたことがあるのですが、どんな所だったかちっとも覚えていませんでした。とても急で、足場の取りにくい、ハードな下りでした。でも、なんとか歩き通せました。私は下りに弱いので(かといって、登りに強いわけでもないですが)、下りではいつも前の人に遅れるのです。今回は初めて、あまり遅れずについていけました。すごくうれしかったです。

 清荒神の渓谷を下り、大林寺を経て清荒神にゴール。リーダーさんはじめ、メンバーが皆、気立ての良い方ばかりで、冗談を言い合いながら楽しく歩ききることができました。すごく疲れたけれど、とても充実した一日でした。YAMAPの記録は12.3km、6時間30分ほど。上り928m、下り866m。ほぼ標準の歩速で歩いていました。