冬すみれ雑記帳

山を歩いたり、お能を見たり。

2017年の観能記録

 能は以前から、鍛え抜かれた生の声が能楽堂に響き渡る感じが好きで、ときどき見に行っていました。本格的に見始めたのは今年になってからです。大槻文藏さん、友枝昭世さんのような上手な方がシテを演じる能を見ると、心身が癒され清められる感じがして、病みつきになりました(梅若玄祥さんの場合はなぜか眠くなることが多いです)。

 1年の総まとめをするには少し早い時期ですが、12月になると何かと忙しいので、今のうちに整理しておくことにしました。
 以下、曲の名前、シテ、会場です。

1月 「翁」 大槻文藏 大槻能楽堂
   同じ公演で「鞍馬天狗」 観世銕(てつ)之丞

1月 「綾鼓(あやのつづみ)」 友枝昭世 大槻能楽堂

2月 「胡蝶」 観世喜正 大槻能楽堂

   同じ公演で「星」 大槻文藏 

2月 「清経」 梅若玄祥 京都観世楽会館

3月 「景清」 梅若玄祥 京都観世会
   同じ公演で「桜川」 片山伸吾
   同じ公演で「須磨源氏」 浅井通昭

4月 「実方」 大槻文藏 大槻能楽堂

6月 「遊行柳」 大槻文藏 大阪能楽会館
   同じ公演で「殺生石」 大西礼久

7月 「頼政」 梅若万三郎 大槻能楽堂

9月 「玉井(たまのい)」 味方(みかた)玄(しずか) 京都観世会

10月 「松風」 観世清和 京都観世会

11月 「松山天狗」 梅若玄祥 大槻能楽堂

11月 「清経」 大槻文藏 大槻能楽堂
    同じ公演で「葵上」 大槻裕一

 全部で18曲。よく見たものです。中にはほとんど眠っていたものもありますが。。。

 年内にあと一度、「江口」(シテは友枝昭世大槻能楽堂)を見る予定です。
 2018年の観能は、4日、大槻能楽堂の「翁」から始めます。