冬すみれ雑記帳

山を歩いたり、お能を見たり。

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「本朝廿四孝」続き

「本朝廿四孝」というと、八重垣姫という深窓の令嬢と狐たちが活躍する「十種香の段」「奥庭狐火の段」が知られています。実際、歌舞伎ではこちらのストーリーしか上演されないようです。 実は「本朝廿四孝」は壮大な物語で、主に二つのストーリーがあり、互…

文楽4月公演「本朝廿四孝」ほかを見ました

先日、国立文楽劇場で4月公演の昼の部を見てきました。プログラムは次の通りです。 本朝廿四孝(ほんちょう にじゅうしこう) 桔梗原の段 吉田幸助改め五代目吉田玉助襲名披露口上 景勝下駄の段 襲名披露狂言 勘助住家の段 義経千本桜 道行初音旅 吉田幸助改…

インターネット俳句会で入選!

「愚陀仏庵インターネット俳句会」というサイトがあり、毎月、俳句を募集しています。メールで、一人3句まで送れます。2月に、肝試し?みたいな気持ちで3句送って、その後すっかり忘れていました。 久しぶりにそのサイトを覗いたら、2月投句分から選ばれた…

トゥエンティクロスから森林植物園へ(3度目のハイキング)

3月の中旬に、3度目のハイキングに行きました。新神戸から布引の滝を通って登り、市ヶ原を経て、トゥエンティクロスへ。六甲森林植物園に到着し、園内で昼ご飯を食べて、帰りは谷上へ下りました。 このコース、川の流れがとてもきれいでした。木の間隠れに…

夜桜模様の着物で

「狂言風オペラ」を見に行った日は、久しぶりに着物を着ました。 このブログって、なぜか縦長の写真は大きく表示されるんです。わけがわかりません。。。 着物は黒地に桜尽くし。淡いベージュの袋帯に桜色の帯締め。帯揚げは白地にワインがかった赤の飛び絞…

見事だった狂言風オペラ「フィガロの結婚」

3月23日に大阪のいずみホールでタイトルのとおりの公演を見ました。私の素人義太夫の師匠、豊竹呂太夫が出演なさるので見ておこうと思ったのですが、期待以上に質の高い、感嘆するような出来栄えの舞台でした。 写真→公演 ホームページより 時代と場所は昔の…

初心者向け俳句講座、2回目の句会でした

3月末、初心者向け俳句講座の2回目の句会が開かれました。出席者は先生を含めて5人。ほかに、欠席だけれど句だけで参加した方が一人いました。全部で20の句が集まりました。 一般の句会とは少しルールが違うかもしれないのですが、この講座の句会では、先…

能「雲林院」を見ました 続き

チラシに書かれていたあらすじを以下に転載します(表記は読みやすく変えています)。 『伊勢物語』の愛読者・蘆屋公光(きんみつ)は、ある夜見た夢に導かれて、都・紫野の雲林院を訪れます。折しも花の盛り。心惹かれて一枝を手折る公光。すると老翁が現れ…

能「雲林院」を見ました

一日に能「雲林院」を見ました。会場は大津市伝統芸能会館です。 主な出演者は次の通りです。 シテ 尉(じょう)・在原業平 味方 玄(しずか) ワキ 蘆屋公光(あしや きんみつ) 原 大 ワキツレ 従者 原 陸 大鼓 河村 大 小鼓 久田舜一郎 太鼓 井上敬介 笛 …

中山連山縦走ハイキング(4回目のハイキング)

木曜日、いつもの皆さんに誘っていただいて、ハイキングに行きました。 これまで使ってきたザックが夫の古いものだったため、前回、ベルトが肩に食い込んだり腰骨の周辺で擦れたりして、痛い思いをしました。 それで、私の体に合うザックを購入することに決…

涙ぐんでしまったジャズ・ビブラフォンの演奏

ずいぶん長い間、更新をサボっていたので、書きたい記事がいくつもたまっています。古い順から書こうと思っていたのですが、考えを改めて、新しい順に書いていくことにします。そのほうが、感動が新鮮なうちに文章にできますから。その代わり、日にちのたち…

すっかりご無沙汰してしまいました

前の記事更新から2週間も経ってしまいました。なんだかとても忙しくて。 1月末から始まった義太夫の個人稽古が3月末までに4回。素人弟子として、六代豊竹呂太夫師匠に教わっており、個人稽古は予約制でマンツーマンで教えていただきます。 この稽古を受け…