冬すみれ雑記帳

山を歩いたり、お能を見たり。

2018-01-01から1年間の記事一覧

サーモス スープジャー

大文字山ハイキングで初使いしたサーモススープジャー。暖かい汁物が暖かいまま食べられます。少しは冷めますが、それでかえって食べやすくなります。 昨年12月、再度山に行ったとき、連れのそらまめさんとHさんがスープジャーを持参していました。その時は…

金戒光明寺、吉田神社から大文字山に登って14km

12月16日(日)、阪急ハイキングの「師走の京都を眺めよう 金戒光明寺から吉田山・大文字山コース」に参加しました。 10時半に四条河原町で賀茂川の西側河川敷を北に向かって出発。よく晴れています。 丸太町通を東へ進み、岡崎から北へ。金戒(こんかい)光…

昭和元禄落語心中 脚本と音楽

NHKのドラマ「昭和元禄落語心中」、脚本が良かったので、脚本を書いた羽原大介についてウィキで調べてみました。 つかこうへいに師事。 映画「パッチギ!」(2005年、共同脚本)で日本アカデミー賞優秀脚本賞、「フラガール」(2006年、共同脚本)で同じ賞の…

おせちの材料の買い出しに天満市場へ

おせち料理の材料を買うために、昨日、大阪の天満市場へ行きました。環状線の天満駅の北側、ビルの中にあります。 まず、天満市場のすぐそばの豆屋さんで丹波産の黒豆を300g。1620円でした。黒豆を煮るのは今まで調理師の次女に頼んできましたが、今年は自分…

宅配コミックレンタル

「昭和元禄落語心中」の原作コミックが読みたい! そう思って、ネットを調べてみたら、ネットで申し込んでコミックをレンタルできるサービスがあるんですね。 DMM.com、TSUTAYA、GEOと、料金やレンタル期間もさまざまなようです。 手続きもごく簡単。すぐに…

ドラマ「昭和元禄落語心中」続き

ドラマ「昭和元禄落語心中」の中で、一つだけ名場面を選ぶとするなら、私は第6回の一場面を推します。 「野ざらし」を八雲(岡田将生)と助六(山崎育三郎)が掛け合いで語ってみせたシーンです。八雲が女を、助六が男を、高座ではなく助六の娘、幼い小夏の…

濃密だったドラマ「昭和元禄落語心中」

NHKの連続ドラマ(全10回)「昭和元禄落語心中」が先日、終わりました。このドラマ、内容が濃密で見応えたっぷりでした。 物語の時代は昭和の戦前から平成まで。名人・八雲という落語家の10代から70代までを中心に据えて、彼を取り巻く人物像を描いていま…

布引の滝、再度(ふたたび)公園、山田道から谷上駅へ11km

8日(土)、阪急・神鉄コラボハイキングに参加。「心も体も清らかに…滝越え、池越え、山越えて 布引の滝から再度公園・山田道コース」、11kmの行程。山歩きです。 阪急電車三宮駅から10分ほど歩いた生田川公園で9時半から10時の間に集合。新神戸駅まで緩やか…

ゆるーい糖質制限食を続けています

9月の中旬から、思い立って糖質制限食を始めました。初めはわりと厳しくやっていましたが途中から方針を変え、今はゆるーい糖質制限食を続けています。 動機は、私自身の健康上の問題です。もともと弱い体質で、長年の運動嫌いもたたって筋肉量がひどく少な…

12月の句会

6日(木)は、昨秋から通っている初心者向け俳句講座の句会の日でした。参加者は講師の先生を含めて11人です。私は3句、投句しました。そのうち、 友にだけ機嫌良い声冬すみれ は、先生の特選と受講生一人の佳作をいただきました。 先生の鑑賞は… 何か気にな…

晩秋の斑鳩(いかるが)から安堵の里へ 10km

12月2日(日)、初めて奈良方面へハイキングに行きました。「JRふれあいハイキング」の催しで、タイトルはこの記事の表題のとおりです。行程は約10kmでした。 集合はJR王子駅に9時半。王子までは大阪駅から大和路快速1本で行けるので、便利です。 改札口を出…

二つの音楽映画

昔から音楽映画が大好きです。一人または複数のアーティストを主人公として、その人生や音楽活動を描いた作品。音楽がたっぷり聴けるところに何よりの魅力を感じます。 このところ、たて続けに二つの音楽映画を見ました。一つ目は「ボヘミアン・ラプソディ」…

知明湖、一庫公園、知明山〜11km

気候が良いことも手伝って、このところすっかりハイキングにはまっています。このブログもまるでハイキングのブログみたいになって来ました。文楽錦秋公演は1部・2部とも見ましたので、そのことも書きたいし、俳句も作っているし…と思いつつ、まず11月24日…

嵐山から清滝、保津峡へ12km

14日(水)、「JRふれあいハイキング」に参加しました。ツアーのタイトルは「車折(くるまざき)神社から保津峡へ 紅葉を求めて」。神戸ウオーキング協会という団体が主催していました。参加費は500円です。 JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅前に10時に集合。どんよりと…

須磨の史跡を訪ねて7km

11日(日)は「平清盛生誕900年記念〜こうべ健康ウォーク」という催しに参加しました。須磨の史跡を訪ねて歩くものです。距離は7kmと少なめで、物足りないかな? と思いながらも参加したのは、立ち寄るスポットに興味を引かれたからです。 「JRふれあいハイ…

阪急山本から能勢電滝山へ11km

11月3日(土曜で祝日)、「阪急・のせでん合同ハイキング」に参加して11kmを歩きました。コース名は「宝塚・伊丹・川西の廃線跡を探して歩く〜JR中山寺から荒牧バラ公園・摂津鉄道跡コース」です。 先日の「JRふれあいハイク」とは違い、この催しは民間団体…

12km歩いて爽やか! 武庫川コスモスウォーク

この前の日曜日、久しぶりにハイキングに行きました。といっても平坦な道です。距離はおよそ12km、22,000歩ほどでした。 9月に右膝が軽く不調になり、治るのに3週間くらいかかりました。その間休んでいた足の筋トレを、膝の違和感が消えてから少しずつ元に戻…

文化功労者に片岡仁左衛門、大槻文藏

26日(金)、文化功労者が発表されました。そのリストに歌舞伎俳優の十五代片岡仁左衛門さん、能楽師の大槻文藏さんのお名前を見つけて大喜びしています。 長年、歌舞伎を見続けてきて、一番好きな俳優さんが仁左衛門さんなのです。74歳。2015年、人間国宝に…

初心者向け俳句講座、秋の句

先週の木曜は月1回の初心者向け俳句講座の日でした。今回は秋の季語を使った句の紹介。先生が解説をされました。 鈴虫 月鈴子(げつれいし) 一病のあとや鈴虫野へ返す 井上 雪 萩 鹿鳴草、鹿妻草、こぼれ萩、山萩… 手に負へぬ萩の乱れとなりしかな 安住 敦…

「俳句あるふぁ」の「予選通過句」に選ばれました

「俳句あるふぁ」は毎日新聞出版が発行する季刊の俳句雑誌です(以前は月刊だったらしいです)。投句用のはがきがついていて、「あるふぁ俳壇」に2句を投稿することができます。夏号を買ったとき、「ものは試し」と、送ってみました。 数日前、発売中の秋号…

能「菊慈童」を見ました

9月9日の西宮能楽堂公演の続きです。 今回の公演は「『重陽の節句』〜菊の葉の露のなぞ〜能『菊慈童』」というタイトル。いつものように、まず梅若基徳さんが解説をされました。 9月9日は「重陽の節句」です。中国では奇数は陽の数字、偶数は陰の数字と…

西宮能楽堂で小鼓体験

西宮能楽堂の9月公演は「菊慈童」でした。公演に先立って小鼓の体験講座と謡の体験講座が開かれたので、予約して参加しました。謡は前にも経験しているのですが、小鼓を実際に打つのは初めて。これがとても楽しかったのです。 講師は上田敦史さんという若い…

「愚陀仏庵ネット俳句会」は終了しました

何度か投句して、その度に「入選」に選んでもらい、一度は「秀逸」にもしてもらった「愚陀仏庵インターネット俳句会」。選者との相性がいいのかな? と喜んでいたのに、八月末投句分で終了になりました。残念です。 八月末に投句した句の中から、次の句が「…

九月の句会はふるいませんでした

去年から受講している初心者向け俳句講座。九月の第一週は句会でした。このところ調子づいていた私ですが、今回はまったくふるいませんでした。 晩夏か初秋の季語で詠むことと、三句のうち一句は「蝉」関連の季語を使うこと。この二点があらかじめ決められて…

義太夫発表会は無事に終わりました

日曜日の素人義太夫発表会は無事に終わりました。 11時に開演して、私は夕方5時過ぎの出番。ドキドキする時間が長くて嫌だなあと思っていたのですが、会場でほかのお弟子さんの語りを聞いたり、楽屋で個人稽古の録音を聴き返して脳内稽古(?)をしたりして…

素人義太夫発表会が近づく

私は六代豊竹呂大夫師匠に師事して、素人弟子として義太夫を習っています。習い始めたのは、つい先日のように思うのに、もう入門8年目になりました。 毎年8月末の土曜日に開かれる発表会が、今年は会場の都合で9月2日(日)になりました。総勢41名が参加しま…

能「盛久」を見ました

久しぶりに大阪の大槻能楽堂に足を運び、能「盛久」を見て来ました。 受付で配られた資料から、あらすじを紹介します(一部、省略したり書き換えたりしています)。 壇ノ浦の合戦後、源氏方の土屋三郎に捕縛された平盛久は、都から鎌倉へ護送される。日頃よ…

「まつやま俳句ポスト」で「人」に選ばれました

まつやま俳句ポスト、前回の兼題「夏草」では「並選」にやっと入れていただきました。6月28日締め切りの兼題「踊」で、今度は「人」に選んでいただきました。 輪に一人キレ良き踊太り肉(ふとりじし) 桂 今回の投句者は1274名、合計6199句。「人」に選ばれ…

初めて見た「大塔宮曦袂」

文楽夏休み公演の第2部で見たもう一つの演目は「大塔宮曦袂(おおとうのみや あさひのたもと」です。大作ですが、今回はそのうち「六波羅館の段」と「身替り音頭の段」が上演されました。 この演目は長く上演が途絶えていたのを、昨年、東京公演で復活上演さ…

清治さんの三味線に涙…「卅三間堂棟木由来」

もう終わってしまった文楽の「夏休み特別公演」。今日になって、やっと感想を書く時間と意欲ができました。 私が見たのは第2部の「名作劇場」。演目は「卅三間堂棟木由来(さんじゅうさんげんどう むなぎのゆらい」と、「大塔宮曦鎧(おおとうのみや あさひ…