冬すみれ雑記帳

山を歩いたり、お能を見たり。

阪急山本から能勢電滝山へ11km

 11月3日(土曜で祝日)、「阪急・のせでん合同ハイキング」に参加して11kmを歩きました。コース名は「宝塚・伊丹・川西の廃線跡を探して歩く〜JR中山寺から荒牧バラ公園・摂津鉄道跡コース」です。
 先日の「JRふれあいハイク」とは違い、この催しは民間団体でなく電鉄会社が主催して行なっていました。

 朝9時半から10時の間に、阪急電車宝塚線山本駅のそばにある山本新池公園で集合。9時15分頃に着いたら、すでに100人くらいのハイカーが並んでいました。9時半に主催者から簡単な説明があり、それまでに集まっていた人は出発します。その後も10時まで受付が続き、順に出発したらしいです。
 お天気は最高にいいし、参加費は無料なので、おびただしい人数が参加していました。

 ひなびた雰囲気の住宅街や道路脇の道を歩きました。10時15分に荒牧バラ公園に到着。しばらく散策を楽しみました。川西市文化財資料館を経て、鴨神社へ。

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 ここで昼食。まだ11時10分だったので、そのまま歩き続ける人も少なくありません。私は早起きしてお腹が空いていたので、お弁当を済ませました。

 猪名川沿いの広々とした道を上流へ登ります。川を眺めながら歩くと清々しい気分になれます。

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 途中、ベンチが整備されている場所があり、2つ目の昼食ポイントとして設定されています。ここでお昼を食べる人たちもいました。

 桜並木の紅葉が美しい。葉の数が少ないのは、この夏の暑さにやられて早く落ちてしまった葉もあったからでしょう。

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 水鳥の姿が見えました。

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 能勢電鉄滝山駅に近い出在家健幸公園が解散の場所でした。参加者は全部で1151名だったとのこと。びっくりしました。

 ホームページに前もって掲載されていたコース紹介では、途中の見どころとして「第二次大戦中に当時の国鉄線から分岐していた軍の専用線跡に沿って進む」「明治中期に開業した摂津鉄道軌道跡付近(を歩く)」などと書かれていたので、それも楽しみにしていたのですが、それぞれの場所に説明してくれる人がいるわけではなく、全然わからないまま通り過ぎてしまいました。

 その点が残念でしたけれども、何せ参加費は無料ですし、1000人以上もの人が歩いているのではいちいち説明もできなかったでしょう。
 要所要所にスタッフが立っていて、道案内はしてもらえました。それに、長い時間にわたってハイカーが三三五五歩いているので、例えば文化財資料館に立ち寄るなど好きな場所で好きなように時間を使っても、また元の集団に戻れます。そこが融通がきいていいなと思いました。

 前回、ウォーキングシューズを履いて行って終盤で足の裏が痛くなったので、この日はトレッキングシューズを使いました。6月に購入して、まだ一度も山歩きに使用していない靴です。でも、足慣らしのために何度か普段の外出に履いたので、靴ずれなどのトラブルはなく、快適に歩き通すことができました。

 お天気は良すぎるほどで、紫外線をたくさん浴びました。日焼け止めを塗り、帽子もかぶってはいましたが…。
 骨粗鬆症を治すには紫外線を浴びて活動することが大切だと聞きますので、骨密度が低めの私には良かったのかもしれません。