冬すみれ雑記帳

山を歩いたり、お能を見たり。

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

宇多田ヒカル「プロフェッショナル仕事の流儀」が深かった

月曜の夜、Eテレで放送している「プロフェッショナル 仕事の流儀」。登場人物が知っている人の場合も知らない人の場合も、興味を引かれると録画して見ています。 7月16日に放送された宇多田ヒカル編を、今日やっと見ました。宇多田ヒカルが音楽を作る過程、…

「敦盛」そのまた続き

ワキの熊谷次郎直実(源氏方)が出家して僧になったのは、わずか16歳の敦盛を殺してしまったという悔いが引き金になっています。その背景には、敦盛と同い年の息子をこの戦いで失った悲しみが潜んでいるのです。 戦争ですから、直実はたくさんの平家方の武士…

和ろうそく能「敦盛」を見ました 続き

能「敦盛」は全部を上演すると1時間半ほどかかる曲です。ここでは時間の制限があるので、半能、つまり後シテの部分だけが上演されました(その中でも、省略された部分があったかもしれません)。 西宮能楽堂では半能の形での上演が多いです。ここで解説付き…

和ろうそく能「敦盛」を見ました

土曜の夜、西宮能楽堂で能「敦盛」を見ました。正確に記しますと、「和ろうそく能」〜陰翳礼讃十六歳の最期〜半能『敦盛』」です。 会場に入ると、舞台を囲むようにして5カ所に、燭台に据えた和ろうそくが準備されていました。火はまだ灯されておらず、蛍光…