冬すみれ雑記帳

山を歩いたり、お能を見たり。

映画・テレビ

「最後の講義 演出家・宮本亜門」を見て、思い出したこと

16日に放送された「最後の講義 演出家・宮本亜門」を録画して、今日やっと見ました。 子どもの頃から日本舞踊や茶道を習い、中学生時代には一人で京都や奈良のお寺を訪ねて仏像鑑賞にのめり込んでいたのだとか。学校ではわかってくれる友達ができず、嘲笑さ…

お肌がふんわりピカピカの横山裕

前の記事に書いた朝ドラ「舞い上がれ!」でヒロインの兄を演じているのは横山裕(ゆう)。関ジャニ∞(エイト)のメンバーです。 この人、色白でいつ見てもお肌がふんわりピカピカととてもきれいなんです。アイドルとは言っても関ジャニ∞の中では最年長の41歳…

2022年 秋シーズンのドラマ

秋から始まった連続ドラマが一通り終わりました。前期に続いてこのシーズンも豊作だったと思います。 まず、何と言っても「エルピス」です。渡辺あやの脚本。この人が脚本を担当したドラマに今のところハズレはなく、「エルピス」も何年も見たことがないよう…

連続ドラマ「アストリッドとラファエル〜文書係の事件簿」

「アストリッドとラファエル」の放送が終わりました。前の記事で、「1回目以外は平凡だった」と書いてしまいましたが、最終回がとても良くて、新たに気づいたこともあったので記しておきます。 まずNHKのサイト www.nhk.jp から、このドラマのおおよそを紹…

夏シーズンの連続ドラマあれこれ

このシーズン、毎週見ていたドラマの数は今までで一番多かったかもしれません。 当初あまり期待していなかったのに意外と良かったのは「石子と羽男」。いわゆる「バディもの」で、バディを組む二人の両方が屈折しているという、よくある(かもしれない)パタ…

朝ドラ「カムカム」に大塚善章さんの名前が

最終週に入った朝ドラ「カムカムエヴリバディ」、今日の放送でテロップに大塚善章さんの名前を見つけました。 大塚善章さんは関西出身で、主に関西で活躍してきたジャズピアニストです。おん年88歳。2008年にベースの宮本直介さん、ビブラフォンの鍋島直昶(…

朝ドラ「カムカム」の俳優さんたち

朝ドラ「カムカムエヴリバディ」、毎朝楽しみにしています。 「感じの悪い客」として登場した五十嵐文四郎、ひなたのカレシになるみたいです。演じている本郷奏多(かなた)を最初見たとき、「どこかで見た顔だけどどこだったかなあ」と考え込んでしまいまし…

朝ドラ「カムカム」、第19回は「神回」でした

きのう放送された朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の第19回は、今風に言うところの「神回」でした。 立ち直った金太は焼け跡にバラックを建て、和菓子屋「たちばな」を再開します。作るのはおはぎだけで、砂糖はないのでサッカリンを使います。安子は子どもの…

甲本雅裕、迫真の演技(朝ドラ「カムカムエヴリバディ」)

この数日、朝ドラの甲本雅裕の迫真の演技に目が釘付けになっています。主人公、橘安子(上白石萌音)の父親、橘金太。仕事一筋の和菓子職人という設定です。 ざっくりと、この間のストーリーを説明すると。 舞台地になっている岡山が空襲を受け、焼け野原に…

「おかえりモネ」

朝ドラの「おかえりモネ」。放送が始まってしばらくは「なーんかつまらない」という感想で、見たり見なかったりでした。ところが、途中からだんだん面白くなってきて、中頃から最終回までは欠かさず見続けました。 今年は東日本大震災から10年。あの日、その…

映画「ドライブ・マイ・カー」

久しぶりに映画館で映画を見ました。濱口竜介監督・脚本の「ドライブ・マイ・カー」。今年、カンヌ映画祭で脚本賞を受賞した作品です。上映時間約3時間という長編ですが、少しも飽きることなく、最後まで集中して見続けました。 内容についてはネタバレにな…

面白い作品が多かった 春シーズンのドラマ

この春の連続ドラマは見応えのある作品がいつになく多かったです。録画する番組が多過ぎて、消化するのが一苦労でした。 中でも一番良かったのは、「コントが始まる」でした。高校の同級生3人(菅田将暉、仲野太賀、神木隆之介)で作ったコントグループ「マ…

二つの連ドラに出演している俳優さんが6人も!

春シーズンの連続ドラマを見ていて、「あ、この人、ここにも出ている!」と驚いた俳優さんが何人もいました。 芳根京子 「コントが始まる」「半径5メートル」 吉田羊 「きれいのくに」「生きるとか死ぬとか父親とか」 國村隼 「今ここにある危機とぼくの好…

「おちょやん 」第105回、珠玉の15分

放送中の朝ドラ「おちょやん 」、過去記事で「面白くならないわけがない」と書きましたが、その後は、思ったほど面白くなかったのです。主人公の千代を演じる杉咲花がしばしば早口でわめくような調子でセリフを言うのが耳障りで、しかも何を言っているのか聞…

NHKドラマ「きれいのくに」、見たことのある顔が次々に

目利きの友達がブログでほめていたNHKの新ドラマ「きれいのくに」。見ていなかった初回放送を再放送で見ました。 主人公の女性を吉田羊と蓮佛美沙子が演じることや稲垣吾郎が出ていることは知っていましたが、ほかにも見知った顔が次々と登場しました。吉田…

テレビドラマ「ソロ活女子のススメ」のすすめ

始まったばかりのドラマ「ソロ活女子のススメ」(テレビ東京、関西ではテレビ大阪。金曜深夜0時52分から30分間)。先週放送の第1回を録画して、今日やっと見ました。楽しいです! 40歳をちょっと過ぎたシングルの女性がソロで人生を楽しんでいる様子が描かれ…

「俺の家の話」と観世寿夫

TBS系のドラマ「俺の家の話」(脚本・宮藤官九郎)が終わりました。能の家元の家族という設定だったので、毎回欠かさず見ていました。 観山(みやま)流家元の長男、寿一役は長瀬智也。プロレスラーでもあります。この役を演じるために体を作って来て、試合…

テレビで見た映画「シャーロック・ホームズ最後の事件」

ホームズものは怖いことも多いので、どうしようかな? と迷いながら録画したこの映画、秀作でした。2016年に公開された作品だそうです。 ホームズは93歳(!)。引退して30年になります。地方の緑ゆたかな土地で古い館に住み、病を抱えながら養蜂を趣味とし…

年始のテレビ番組

年明けに見たテレビ番組で一番興味深かったのは、1月2日にNHKで放送された「100分de萩尾望都」です。 萩尾望都の作品は「トーマの心臓」「ポーの一族」「11人いる!」など読んだことがあるのですが、絵の美しさと不思議な雰囲気に心を引かれながらも、意味が…

片岡松十郎さん出演の動画です

「晴(そら)の会トークイベント」 ダイジェスト版の動画。メンバー8人の自己紹介です。松十郎さんはトリです。 舞踊「八島」 のお稽古とリハーサルの動画。リハーサル時の黒紋付・袴姿が凛々しい。 松十郎さん、この時は既に減量成功後だったのか、お顔は「…

片岡松十郎さん情報

朝ドラ「おちょやん」で注目を集めた片岡松十郎さんについての情報です。 年齢は45歳。身長は176cmと長身です。朝ドラ出演の話を聞いたのは2019年12月。それまで朝ドラを見たことがなかったので、「スカーレット」と「エール」をずっと見て、「朝ドラって面…

朝ドラ「おちょやん」

放送が始まった朝ドラの「おちょやん」。最初の方は子役のうまさに舌を巻きつつ、主人公を取り巻く環境が悲惨すぎて見ているのが辛くなり、とびとびにしか見ませんでした。主役が杉咲花に変わってからは、安心して面白く見ています。 歌舞伎「夏祭浪花鑑」の…

再放送ドラマ、おすすめの2本

新型コロナの影響で、このところ、テレビドラマは再放送が目立ちます。その流れに乗ったのか、あの名作「腐女子、うっかりゲイに告る。」が再放送されることになりました。30日(土)深夜11時半から、NHKです。見逃した方はぜひこの機会にご覧ください。超の…

見応え十分なNHKの「テレワークドラマ」

NHKが「今だから、新作ドラマ作ってみました」というキャッチコピーで、3夜にわたって「テレワークドラマ」を放送しています。打ち合わせ、リハーサル、本番収録とすべて、スタッフと俳優さんも、俳優さん同士も直接には会わずに制作したのだそうです。第1…

このごろハマっているドラマ

今、毎週欠かさず見ているドラマがいくつかあります。そのうち2本は、ゲイが主人公というところが共通しています。 一つは、「腐女子、うっかりゲイに告る」。NHKの「よるドラ」枠で土曜の夜に放送されています。タイトルが軽いノリなので、そういうドラマを…

「スローな武士にしてくれ」、再放送は

ドラマ「スローな武士にしてくれ」、再放送の日取りが決まりました。 5月12日(日)午後1時から、BSプレミアムです。 見逃した方はぜひ、この機会にご覧ください。

とんでもなく面白かったドラマ「スローな武士にしてくれ」

先日NHKのBSプレミアムで放送されたドラマ「スローな武士にしてくれ」がとんでもなく面白かったです。 どんなドラマか、NHKのサイトから引用しますと、 あの池田屋階段落ちのシーンが、新技術で華麗によみがえる! 前代未聞の“ハイテク×時代劇制作の舞台裏”…

昭和元禄落語心中 脚本と音楽

NHKのドラマ「昭和元禄落語心中」、脚本が良かったので、脚本を書いた羽原大介についてウィキで調べてみました。 つかこうへいに師事。 映画「パッチギ!」(2005年、共同脚本)で日本アカデミー賞優秀脚本賞、「フラガール」(2006年、共同脚本)で同じ賞の…

宅配コミックレンタル

「昭和元禄落語心中」の原作コミックが読みたい! そう思って、ネットを調べてみたら、ネットで申し込んでコミックをレンタルできるサービスがあるんですね。 DMM.com、TSUTAYA、GEOと、料金やレンタル期間もさまざまなようです。 手続きもごく簡単。すぐに…

ドラマ「昭和元禄落語心中」続き

ドラマ「昭和元禄落語心中」の中で、一つだけ名場面を選ぶとするなら、私は第6回の一場面を推します。 「野ざらし」を八雲(岡田将生)と助六(山崎育三郎)が掛け合いで語ってみせたシーンです。八雲が女を、助六が男を、高座ではなく助六の娘、幼い小夏の…