冬すみれ雑記帳

山を歩いたり、お能を見たり。

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

素人義太夫発表会が近づく

私は六代豊竹呂大夫師匠に師事して、素人弟子として義太夫を習っています。習い始めたのは、つい先日のように思うのに、もう入門8年目になりました。 毎年8月末の土曜日に開かれる発表会が、今年は会場の都合で9月2日(日)になりました。総勢41名が参加しま…

能「盛久」を見ました

久しぶりに大阪の大槻能楽堂に足を運び、能「盛久」を見て来ました。 受付で配られた資料から、あらすじを紹介します(一部、省略したり書き換えたりしています)。 壇ノ浦の合戦後、源氏方の土屋三郎に捕縛された平盛久は、都から鎌倉へ護送される。日頃よ…

「まつやま俳句ポスト」で「人」に選ばれました

まつやま俳句ポスト、前回の兼題「夏草」では「並選」にやっと入れていただきました。6月28日締め切りの兼題「踊」で、今度は「人」に選んでいただきました。 輪に一人キレ良き踊太り肉(ふとりじし) 桂 今回の投句者は1274名、合計6199句。「人」に選ばれ…

初めて見た「大塔宮曦袂」

文楽夏休み公演の第2部で見たもう一つの演目は「大塔宮曦袂(おおとうのみや あさひのたもと」です。大作ですが、今回はそのうち「六波羅館の段」と「身替り音頭の段」が上演されました。 この演目は長く上演が途絶えていたのを、昨年、東京公演で復活上演さ…

清治さんの三味線に涙…「卅三間堂棟木由来」

もう終わってしまった文楽の「夏休み特別公演」。今日になって、やっと感想を書く時間と意欲ができました。 私が見たのは第2部の「名作劇場」。演目は「卅三間堂棟木由来(さんじゅうさんげんどう むなぎのゆらい」と、「大塔宮曦鎧(おおとうのみや あさひ…

今になって気づいた「三段切れ」

まつやま俳句ポストで「並選」に入れていただいた句 雨戸繰る老母不在や夏の草 これって「三段切れ」やん! 今頃になって気づきました。 例えば拙句 芍薬や玻璃の器の大吟醸 の場合、上五は切れ字「や」で切れていますが、中七から下五へはつながっています…

「まつやま俳句ポスト」で入選

夏井いつきさんが主宰なさっているネット句会「まつやま俳句ポスト」にも初めて投句してみました。こちらは兼題が決まっているので、初心者には敷居が高かったのです。 でも、6月の兼題が「夏草」で、これなら詠めそうだと思い、何句か作って初投稿してみま…

愚陀仏庵ネット俳句会で初めての「秀逸」

これまで2度投句して2度とも入選70句の中に選んでいただいた「愚陀仏庵インターネット俳句会」、6月投句分の結果が8月1日に発表されました。3度目の投句で初めて「秀逸」に選んでいただきました。うれしい!!! Iの字もJの字もあり胡瓜生る 読みにくいかも…