冬すみれ雑記帳

山を歩いたり、お能を見たり。

中山連山縦走ハイキング(4回目のハイキング)

 木曜日、いつもの皆さんに誘っていただいて、ハイキングに行きました。
 これまで使ってきたザックが夫の古いものだったため、前回、ベルトが肩に食い込んだり腰骨の周辺で擦れたりして、痛い思いをしました。
 それで、私の体に合うザックを購入することに決定! ネットで小柄な女性にはどこのメーカーのどのザックが合うか、調べ尽くして、候補を3つに絞り込み、登山用品専門店の店員さんにも相談して、買ったのがこちらです。

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 荷物を入れていないので、くたっとしていますが…。ミレーというメーカーのサースフェー30+5という商品。日帰りハイキングから山小屋一泊の山歩きにまで対応します。よく入るので、二泊でも大丈夫かもしれません。
 まだ使い慣れていないので、うまく体に合わせられるか、少し不安もありつつ、約30年ぶりに新しいザックを買ったのがうれしくて、ウキウキしました。

 その日は前日までの異常な高温が一段落して、ちょうど良い暖かさ。お天気は快晴です。
 阪急電車宝塚線の山本駅から出発して登っていきました。

 滝がありました。最明寺滝という名前らしいです。

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 水が流れる景色って清々しくて大好きです。

 さらに登っていくと、切り立つ岩場に出ました。しかも、けっこう距離があります。ええー! こんなところを登るの?
 私の前を歩いていた二人がどんどん登っていくし、しんがりのそらまめさんも「大丈夫。難しくないよ」と励ます? 追い立てる? ので、やむなく登ることに。
 「三点保持」と言って、必ず両手と片足でしっかり岩に取り付いていれば、安全に登れるのだそう。こわごわ、へっぴり腰で一歩ずつ登りました。

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 ↑そらまめさんが撮ってくれた写真です。

 やっと岩場を登りきると、あとはアップダウンの道をひたすら歩いていきます。ちょうどコバノミツバツツジが満開。その美しさにはため息が出ます。

 こんな道を歩いて行ったのです(写真はクリックすると拡大します)。

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 紫がかったピンク色。木によって、色が濃かったり少し淡かったりしていました。その濃淡もきれいです。
 残念ながら写真はピンボケです。

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 つぼみもまだたくさん付いていて、赤い色が可愛い。
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 間に休憩を挟みながら歩き続けて、お昼休みをとったのは1時近くだったでしょうか。眺めの良い、少し平らになった場所で昼ご飯を食べました。私たちのほかにも、何組かのグループがいました。

 実はここへ来るまで、ザックのショルダーベルトが左の肩に食い込んで、肩甲骨のあたりまで痛くなっていました。後ろを歩いているそらまめさんが「ザックが右に傾いていますよ」というので、荷物の入れ方が右に偏っていたのかもしれません。

 食事の後、荷物をバランス良く詰め直し、ベルトの長さをあちこちそらまめさんに調整してもらいました。これでこの後はずいぶん楽になりました。

 花を眺め、野鳥のさえずりに耳を傾けながらどんどん歩いて、中山寺奥の院へ。そこから中山寺の境内へと下り、門前町のお店で食べたソフトクリームの美味しかったこと!
 中山寺の駅から阪急電車に乗って帰途につきました。スマホ歩数計をみると、朝、家を出てから、帰宅するまでの間に28,829歩歩いていました。

 中山連山の最高峰は海抜478mだそうなので、大した距離は登っていないのに、今回のコースは私には今までの中で一番ハードでした。そのせいか、翌日、初めて太ももの前側が筋肉痛になりました。1日で治りましたけども。
 まだまだ鍛え方が足りないんでしょうね。特に、肩周りには筋肉がついておらず、鍛える運動もしてきませんでした。ジムでトレーナーさんに聞いてみると、ダンベルを使った運動が良いとのこと。これから取り組んでいくつもりです。

 何と言っても山歩きは気分爽快! 最高に心地よい時間が過ごせます。体を鍛えて、いつまでも続けたいです。