冬すみれ雑記帳

山を歩いたり、お能を見たり。

季語が難しい!

 「初めての俳句講座」の第3回、句会が来週に迫ってきたのに、課題の「晩秋から初冬にかけての季語を使った句」がなかなかできません。

 「凩や…」とか「…冬隣」とか、始終考えているのに、一向に浮かばないのです。先に季語を決める、というところに無理があるんでしょうね。

 最近詠んだ句 季語の季節はいろいろです。

   子猫らの眼(まなこ)空ろや冬近し

 ↑前に作った句。季語を変えてみました。

   寒雀竿に五羽おり食太し

   四時半の山なみ暗し冬隣

   空中の庭にも雀石蕗(つわ)の花

   秋晴れやミラーの奥へ並木道

   冬の蛾の逃げ行く箒掃ききれず

      行く秋や家族は二人皿捨てる

   小人らの帽子に似たり冬木蓮