冬すみれ雑記帳

山を歩いたり、お能を見たり。

1月の山行記録(中旬以降)

 8日に今年初めて山を歩いたあと、3回、山に行きました。リハビリのための個人山行です。

 1月16日(日)。山の会の友達と二人で、8日とほぼ同じコースをゆっくりペースで歩きました。山は、一人で歩くのも大好きですが、友達と話しながら歩くのもまた楽しい。同じ距離でもあっという間に目的地に着くように感じられます。

 1月22日(土)。新神戸スタートで再度(ふたたび)公園を経て元町に下りるコースを一人で歩きました。お気に入りの元町→再度公園→新神戸のコースを逆にたどるもの。歩き初めに急な登り階段や登り坂が続くので、元町から歩くよりも少しハードです。

 布引の滝はこの日もほっそりしていました。

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 市ヶ原、蛇ヶ谷を通って再度公園へ。 

 蛇ヶ谷では道端に雪が残っていました。

 

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 再度公園でお昼休憩。

 

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 池の表面の色が変わっているところは氷が張っているようです。

 下りは久しぶりに大龍寺に寄りました。

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 改めてネットで調べてみたら、西暦768年、つまり奈良時代和気清麻呂が開いたお寺なのでした。その後、弘法大師遣唐使として唐に渡る前にこのお寺を訪れて大願成就を祈願し、帰国後にもお参りをしたことから、このあたりの山を再度山(ふたたびさん)と呼ぶようになりました。弘法大師が修行をした場所が修法(しお)ヶ原で、今は再度公園になっています。このルートには「大師道」という山道もあり、弘法大師にゆかりの深い土地なのです。

 この日はYAMAPで8.0km、3時間43分歩きました(新神戸駅北側の公園から元町駅北側の諏訪山公園までの記録です)。上り532m、下りは502mでした。寒い日で、大龍寺にある気温計を見たら、4°Cでした。

 28日(金)、そらまめさんと久しぶりに会って、一緒に山を歩きました。芦屋川駅→高座の滝→風吹岩→横の池→七兵衛山→はぶ谷→八幡谷→岡本駅というコースです。

 午前中のルートは、前に何度か歩いたことがあるのにさっぱり覚えてなくて、そらまめさんに教えてもらいながら進みました。

 高座の滝。

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 登って、堰堤を三つ越えると、手作り感満載の標識が。

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 矢印の方向を見ると川を渡れるようになっているので、石を伝って渡り、

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 やや急な登りを進むと、見覚えのある堰堤の下に出ました。7月に体験ハイキングのSLをしたとき、下り道の休憩スポットだった場所です。

 堰堤を越えて登っていくと、ロックガーデン中央稜に合流して、間もなく風吹岩に着きます。一息入れてから横の池へ。雄池、雌池と、池のそばを歩きました。今までよく歩いたのとは逆に行くので、様子が違って見えました。

 あたりの樹木が伐採されてすっかり様子の変わった甲南パノラマ道を経て、眺望の良い七兵衛山へ。お昼休憩です。ちょうど12時でした。

 午後は静かなはぶ谷を下りました。山の神の手前の木橋が老朽化して危ないと聞いていたので、はぶ谷ではなく八幡谷を下るつもりだったのに、うっかり間違えてしまったのです。体験ハイキングでははぶ谷を通ることになっているのですが、今はコース変更しているそうです。

 ここが問題の木橋

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 木が腐ってきていて、いつ踏み抜くかわからないような状態です。脇から谷へ降りて向こう側へ渡れるようにしてありましたが、「大丈夫かも」と、こわごわ橋を渡りました。一人ずつ、慎重に。無事に渡りきれて、ほっとしました。

 渡りきったところが八幡谷の「十三曲がり」との分岐です。「山の神」という名前で呼ばれています。たぶん、こんなほこらがあるからでしょう。

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 何かいわれのあるほこらなのだろうと思うのですが、よくわかりません。

 高座の滝からYAMAPをオンにして、岡本駅までの記録は5.6km、3時間54分。上り420m、下り548mでした。

 暖かい日で、山を歩くのにちょうど良かったし、久しぶりに再会したそらまめさんとのおしゃべりが楽しくて、快適に歩きました。