冬すみれ雑記帳

山を歩いたり、お能を見たり。

音羽山(京都)に登りました

 山行記録の続きです。

 3月19日(土)、山の会のAランク例会で3度目のSL(サブリーダー)をしました。参加者はなんと、一人きりでした。土、日、月(祝日)と3連休で、そのうち土曜日の降水確率が一番高かったので、避けられてしまったのかもしれません。幸い、下山まで雨は降らず、ときどき晴れ間も見えたりして、いつものリハビリコースを問題なく歩きました。参加されたのが会員歴15年以上のベテラン会員さんだったので、歩きながら、会の移り変わりや会員さんのことなどいろいろお話を聞かせてもらいました。少し目の悪い方でしたが、怪我なく無事に下山することができました。

 

 3月25日(金)、そらまめさんに京都の音羽山へ連れて行ってもらいました。山の会の友達を誘って、3人のチームです。

 音羽山は琵琶湖の南側、滋賀県との境に近いあたりにあります。JR大阪駅から新快速に乗り、山科駅京阪電車の琵琶湖浜大津行きに乗り換えて、大谷という駅で降りました。大阪近辺では最高気温20℃という予報が出ていて、朝から暖かい日でしたが、大谷駅に着くと少しひんやりしました。

 そらまめさんから「最初はえんえんと階段が続いて、階段が終わってからも急な登りが続くけど40分くらいで終わって、あとは歩きやすい道ばかり」と聞いていました。3人の中で私が一番歩くのが遅いので、先頭を歩かせてもらうことにしました。

 最初の階段を登ると、蝉丸神社です。

 百人一首で有名な蝉丸を祀った神社らしい。でも、「蝉丸神社」という名前の神社はこの付近に3カ所あるのだそうです。能の「蝉丸」は大好きな曲なので、ちらっと思い出したりしました。この建物の右手から登山道が始まりました。

 はるか上の方まで階段が続いています。

 ストックを突いて、ゆっくり登りました。標識が完備しているので、迷うことなく歩けます。

 杉林。

 抜けると広葉樹の林に出ました。どちらも空気がとても清らかに感じられ、歩いている自分の心身も清められていく気がしました。

 1時間45分で山頂に着きました。

 比叡山などの山々や琵琶湖が見えるはずなのですが、霞がかかっていて残念でした。

 昼ごはんの後、下ります。

 馬酔木(あしび。あせびとも言います)の花がたくさん咲いていました。白いのが多いけれど、ピンクがかった花が咲いている木も見つけました。

 

 

清冽な渓流沿いの道を歩くのは最高に楽しい!

 

 やがて国分団地バス停というところに着き、10分後に到着したバスでJR石山へ。新快速電車に乗って帰りました。

 六甲と中山以外の山を歩いたのは久しぶり。それだけでもうれしいのに、歩いていてとても気持ちの良い山で、そらまめさんたちとあれこれ話をするのも楽しく、登りも下りもあっという間でした。ウグイスの初鳴きを聴くこともできました。

 YAMAPの記録は7.7km、4時間18分。上り550m、下り570mでした。